一般推薦入試で合格

基礎学力試験

国語の対策について

国語は問題量をこなして文章になれることが大事だと思います。私は高校で演習の授業を取っていたので週に二度ほど様々な大学の過去問題を解いていました。
やっていくうちに問題文や選択肢の傾向が掴めて解きやすくなります。また、一度解いた問題を数か月後に解き直すことで、自分がきちんと理解したうえで解けるようになっているか把握できるので、お勧めです。
また、漢字の問題も過去問題を解く中で知識を増やしたほか、学校で使用していたテキストを繰り返し勉強しました。

生物基礎について

生物が一番好きで、得意でもあったので生物基礎で得点を稼いで化学基礎に余裕を持って取り組むというような計画をしていました。
そのため、生物基礎は基礎問題集から始めて、繰り返し解き直し、一冊丸々できるくらいになってから次のステップの問題集を解き始めるようにしました。
この時に分厚いのではなく薄い問題集を選ぶといいと思います。そうすることによって一つの問題を繰り返し勉強できる上に、一冊解ききったという達成感も味わうことができ、自分の自信にもつながります。

化学基礎について

化学基礎は基礎問題を集中して解きました。できるようになったと感じる単元は同じような系統の発展問題を繰り返し解くようにして、自分の中にパターンを作るようにしました。
また、試験が近くなってきてからは、どの教科も新しい問題ではなく、前に解いていた問題集や問題に戻り、基礎を完璧にすることが大事だと思います。

入学試験問題を解く順番や時間配分

基本的には大問1から回答しましたが、どの教科もまずは全体に目を通すようにしていました。
そのようにすることで自分の中で得意範囲、時間をかけたい範囲がわかり、時間配分を見積もることができるからです。
なお、わたしは3科目の中で生物基礎が一番得意で、逆に化学基礎は少し不安がありました。そのため、60分間の試験時間のうち、最後の10分は見直しや化学基礎で躓いた場合の時間として確保し、残り50分を解答時間として、それをおおよそ3等分する時間配分にしました。

受験勉強中の息抜き

直前まで部活動を続けていたため、基本的にはずっと勉強をしていましたが、今考えれば部活動の時間がいい息抜きになっていたのかもしれません。

試験前日の過ごし方

試験の前日が部活の最後の大会で遠征をしていたので、本格的に勉強することは出来ませんでしたが、合間の時間や帰りの電車の中で暗記系の問題を解いていました。
また、夜家に帰ってからは以前やった事のある問題で不安のある問題に少し取り組み、ご飯をしっかりと食べて早く寝るようにしました。

面接対策について

高校で推薦入試を受ける人ひとりひとりに担当の先生がついて、面接練習をしてくださいました。
面接で話す内容の他、身だしなみ、目線など細かなところまでご指導いただきましたが、特に印象に残っているのが、2点あります。
1点目は、話すスピードです。
緊張すると早口になってしまう癖があるので、ゆっくりと話すようにとご指導頂きました。
 
2点目は一文の長さです。
一文が長いと聞き手にも何を言いたいのか伝わりづらい上に、自分でも何を言っているのかわからなくなってきてしまいます。
そのため自分を落ち着かせるという意味も込めて、なるべく短い文で話すようにとご指導いただきました。

面接での質問

「志望理由」、「志望理由書に書いたスポーツ栄養士を目指すきっかけ」、「長距離を続けられた理由」、「好きな料理は何か」、「現在の“食”の問題点」などの質問がありました。
 
「好きな料理は何か」という質問に対しては、普段からオムライスが好きで作っていることと具材を増やしたり、変えたりすることで一つの料理の中でも少しずつパターンを変えられるところが良いところだと思う ということを伝えることができました。
 
「現在の“食”の問題点」については、日本人の食の問題で鉄不足があると知っていたのでそのことについて答えました。また、自分自身も重度の貧血を経験していたので、その体験談も含め解決法を伝えました。

入学前までにやっておいた方が良いこと

特に高校の行事は一生の思い出に残るもので、そのような体験ができるのは高校時代だけであるし、高校の友達は大学に入ってからも心の支えになる存在なので、一緒にたくさんの思い出を作って欲しいです。
また、勉強面では余裕があれば化学や生物を少し触れる程度でもやっておくと大学に入ってからの自分のためになると思います。

高校生の皆さんにエール

受験は頑張っただけ伸びますので、今大変かもしれませんが、最後まで諦めずに頑張って頂きたいと思います。