総合型選抜(アクティブ・ラーニング)で合格

ALシートの準備について

OCに参加して志望学科がどのようなことについて学ぶ学科なのかを認識し、学科を志望するきっかけとなった出来事を自分の中で明確にすることで文章として書き出せるようにしました。

プレゼンテーション+面接について

プレゼン資料を作るまでの準備

自分がアピールしたいことをノートに箇条書きにして書き出すことから始めました。
中学高校の吹奏楽部で部長やパートリーダーをしていた経験から自分が成長できたことと、女子栄養大学に入学したいという強い気持ちを伝えたいと思い、部活動で最も成長できたことはどの出来事からだったか、また、その経験を自分は入学後にどう生かしていきたいのか考えていました。

最終的にどのような資料を作って発表したか

紙芝居方式にしました。
遠くからでも見やすいように八つ切りの模造紙にパワーポイントで作った資料をカラーで印刷して貼り付け、その裏側に原稿を書く形にしました。
部活動での経験に加えて、習い事でやっていた新体操から成長できたことも盛り込み、この2つの経験について話すときにはあまり詳しく知らない方にもイメージしていただきやすいように写真を多めに付けました。

発表する際に、気をつけたこと

写真は指をさしながら、細かいところまでわかるようにプレゼンしました。
また、オープンキャンパスでいただいた資料やパンフレットを参考に、アドミッションポリシーに沿ったプレゼンになるよう心がけました。

「自己PR」ではどんな発表を行ったか

部活動では、マーチングで西関東大会まで進んだ際に苦労したことや、コロナ禍で活動もままならない中パートリーダーとして、感染対策の徹底や練習方法の見直しなど創意工夫をしてきたこと、自分の長所である調整役のような面を生かして仲間の意見衝突をどう乗り切ったかなどを発表しました。
また、習い事として行っていた新体操に関しては、自分のコツコツ地道に取り組める性格と絡めて、時間的にも体力的にも厳しい中で部活動と両立して続けられた要因や、身に付けることができた能力を発表しました。

「入学後の目標」ではどんな発表を行ったか

学科を目指したきっかけ、志望する理由、現段階での大学卒業後の希望する進路、今までの経験をどう生かしていきたいか、大学生活に向けての意気込みなどについて発表しました。
これらはALシートと重なっているところもありましたが、ALシートよりもさらに詳しく伝えました。

練習は誰に協力してもらったか

プレゼンの練習は、高校の担任の先生と塾の先生、母の3人に協力して貰いました。
学校の先生は質疑応答などの対策も行ってくださいました。
自分で質問されそうなことを考えてノートに書き出しておき、それを先生にお渡ししてその中から質問していただく形でした。
塾の先生は態度の面についても指導してくださり、入室の仕方から声の大きさ、目線の合わせ方、歩き方などの基本的なことを教えていただきました。
母とは家で練習できる強みを生かして、実際に面接が行われる距離をとって、資料の見やすさや声の大きさなどの確認に協力してもらいました。

プレゼンテーションで特に気をつけたこと

私は緊張すると考えていたことが飛んでしまうタイプなので、原稿を裏側に張り付ける形にしましたが、できるだけ暗記して面接員と目を合わせることを意識していました。
また、質問をされた時にまず「えっと…」などと言わず、「はい」と区切ってから答えることを意識しました。コロナ対策で面接員と机自体の距離があったので、聞こえやすいはっきりとした声でゆっくりと、強調したいところはアクセントをつけて話していました。
また、入室してから椅子に座るまで、終わって椅子から立ってドアを出る時など、終始歩き方に気を付けました。
歩き方ひとつで自信がありそう、なさそうとわかってしまうと思ったので足を引きずらず、緊張しても姿勢を正しくしていました。

面接ではどんな質問があったか

「普段料理をするかどうか」「プレゼンの練習は誰かに協力してもらったか(誰と行ったか)」「臨床検査技師の職業をどうして知ったのか」「志した理由」です。

課題解決型レポートについて

対策として、食・栄養・健康などの知識はどのように付けたか

「栄養と料理」を購読したり、「佐々木敏の栄養データはこう読む!」という本を読んだりしていました。
また、基本的なことは高校の家庭科の授業で使ったプリントや教科書を読み直しました。

練習に使った題材と練習内容

5月のオープンキャンパスでもらった過去問題を用いて練習を始めました。
塾でも栄養福祉系の小論文対策講座をとって採点をしてもらっていました。
具体的には、まず、自分の考えをアウトプットする練習をし、採点してもらってから書き方の細かい部分を学びました。制限時間があるのでストップウォッチでしっかりとかかった時間をはかりながら書いていました。

入学前までにやっておいた方が良いこと

有機化学や生物が入学後もしっかりあるので、高校で学んだことは覚えておいた方が良いと思います。
文系出身の学生でも理解できるよう先生方は授業で基礎的なことなどもお話ししてくださいますが、もし理系クラスにいる方ですでに学ばれているのであれば、忘れないようにしておくと入学後の内容が頭に入ってきやすいと思います。

高校生の皆さんにエール

アクティブ・ラーニングは、勉強面だけでなく、自分が今まで経験してきたことや自分の強みを生かして、女子栄養大学に入学したい!という強い気持ちを直接伝えられる良い入試だと思っています。
伝えたい強い気持ちがある人はぜひチャレンジしてみてください!また、アクティブ・ラーニングに限らず、この大学に入学したい!という気持ちは勉強の原動力にもなると思うので、ぜひそのような気持ちを大事に、受験まで頑張って下さい!応援しています。