公募推薦入試で合格

小論文

私の在籍していた高校は、学年の9割の生徒が推薦で進学するため、小論文の対策に特化したカリキュラムが用意されていました。
その中でも特に役立ったと感じるのは、毎日課題として出されていた“天声人語”です。
朝日新聞に掲載されている短い文章を読み、その文章を書き写し、最後に要約をするというものでした。とても地味な作業なので、やってこない生徒も多くいましたが、私は、必ず毎日提出することを心がけていました。
元々、文章を書くことに対してあまり苦手意識がなかった私ですが、“天声人語”をしてきたことで、さらに自分の中で文章力向上に繋がる大きな強みになっていた気がします。
継続することに意味があったのだと今、実感しています。
学校での課題とは別に、他大学の推薦入試で出た過去の小論文の題材で沢山練習しました。
データ型、グラフ読み取り型、文章読み取り型、どのタイプの問題がきても大丈夫なよう1日最低1つは書くように心がけました。
計算問題と同様に繰り返し書くことで自分の自信につながるだけでなく、小論文の要点をつかめてきます。
短期大学部の過去問題は、文章を読んで自分の意見や考えを述べるいわゆる、文章読み取り型が多い傾向にありました。 慣れてくるとどのタイプが来てもいいように対策として、データ型、グラフ読み取り型の練習もしていくと本番、かなり自信がつくと思います。
また、私がやっていたことの一つが“栄養と料理”の巻頭にある香川学長のページを読むことです。これを読むことで香川学長の思考などが、読み取れるのではないかと考え、定期的に読むようにしました。
そうすることで、文章に引用できることがプラスされていくのでとてもオススメです。

面接

女性面接官3人と私、3:1の個人面接でした。
面接官一人ひとりの質問が大まかに役割分担されていたような気がします。
高校生活について質問されると、別の方が高校生活を深く掘って質問し、最後の一人の方は大学についてや、入学してからのこと、将来のことなどを質問されました。

受験生に一言

祖母の影響で幼い頃から“栄養士”に憧れていた私は、様々な大学を見て、女子栄養大学短期大学部を志望校の一つとして考えるようになりました。
受験するまで、たくさん悩み、たくさん対策も練りました。 受験本番まで、時間はまだあります。今日から出来ることを自分で考えて、ぜひ行動に移してみてください。
高校生の皆さんに少しでも、アドバイスとして響いてくれれば幸いです。