公募推薦入試で合格

小論文

ポイント1|過去問の分析

まず四年分の過去問題から、問題にどのような傾向があるのか、また、どのような知識が必要なのか等を分析しました。それから、一つの問題を何回も書き直して時間をかけて仕上げるようにしました。私の場合は自分の主張したいことと、読み手側の受け取り方が異なる場合が多かったので、人より多く書き直しました。しかし、その方法のおかげで、文法や言葉遣いなどを一つ一つクリアしていくことができたと思います。

 

ポイント2|時間配分

小論文を書く上で一番重要なのは内容ですが、時間内に書き切らなければ評価の対象になりません。自分で練習する時は、必ず時間を計り、どの部分でどの程度時間かかるのか、それぞれの部分にどのくらい時間をかけるべきなのかをしっかり考えて形式に慣れていく必要があると思います。また、当日は緊張していつも通りにいかないことが多いので、なるべく時間より早く書き終わるように練習した方が良いと思います。

 

ポイント3)情報収集

過去問題を分析したら、どんな分野の問題が出題されるか傾向が掴めると思うので、その次に、その分野についての情報収集をします。家庭科の教科書や、インターネットなどから、社会福祉系や栄養系の問題で近年話題になっていることなどをまとめて、自分の意見を述べられるようにしていました。栄養系の話題で言えば、家庭科の先生が詳しいと思うので、協力していただくと、より効率よくポイントを抑えて対策できると思います。また、科学専攻の場合は、過去問題にグラフの読み取りがあったので、グラフについてもインターネットなどから出題されそうなものをピックアップして、目を通しておきました。この情報収集においては、とにかく知識のストックが多いほうが当日安心できるので、できるだけ多くの知識を身につけておいた方がいいと思います。

面接

ポイント1|自分のなりたい職業について自分の意見を言えるようにする

その職業についての基礎的な知識と、自分がどのようにして働きたいのか、その職業における課題は何かなど自分の意見を言えるようにします。なぜなら、自分がなぜそのコースを目指すのか明確な目的や目標をまとめておくことで、何か質問されたときにしっかりと答えられるためです。

 

ポイント2|とにかく数をこなす

本番はどうしても緊張してしまうので、何回も何回も練習して、どんなに緊張しても、言葉がスラスラ出てくるようにしたほうが良いと思います。また、自分なりの緊張をほぐす方法など見つけておくと良いと思います。

受験生に一言

公募推薦入試の対策を本格的に始めたのは、試験の1ヶ月前位からでした。この時期は模試や、放課後の課外授業などが多く、授業も詰まっている時期だったので、主に朝、昼、放課後の空いてる時、土日を利用しました。また、国語の先生、家庭科の先生、医療系の知識が豊富だった生物の先生にお願いして、面接や小論文のご指導をいただきました。
これからの時期は学校の勉強と受験の対策といろいろと大変なことも多いと思いますが、先輩としてみなさんのことを応援しています。来年この大学でお会いできることを楽しみにしています。