公募推薦入試で合格

小論文

実践栄養学科の過去問題を使って練習し、国語科の先生1人に添削をしてもらいました。同じテーマで4~5回、添削された箇所を改善して書き直したり、全く違う意見で書いたりしました。同じテーマで何回も書き直しをした理由は、栄養に関する学部の問題自体がすごく少なかったからです。そのため、実践栄養学科だけでなく、ほかの学科の過去問もすべて練習しました。
そして、小論文対策ノートを作り、添削された内容をまとめて、試験直前に見直しました。ノートには、添削された項目や細かい誤字脱字、ら抜き言葉まで気になることは全部書きました。
当日は、グラフ読み取り問題が出題されましたが、過去問から実践栄養学科はグラフ読み取り問題は出ないだろうと予想していたので少し動揺しました。ほかの学科の練習もしておいてよかったと思いました。
小論文を書くときに、論点がずれるのが怖いので、ひととおり読んで、特徴的なこと、そこから読み取れること、自分が主張したいことをまず箇条書きにしてから文章にしました。

面接

家庭科の先生や今までに話したことのない先生に面接練習を依頼し、本番の緊張に耐えられるように練習しました。面接をお願いした先生は10人以上です。
そして面接で聞かれそうなことと回答をノートに書き留めておきました。また、普段のニュースや日常の中で、自分だったらどう考えるか、即座に意見を簡潔に述べる練習をしました。
当日私がされた質問は、「どうしてこの大学を志望したか」、「高校生活で頑張ったことはなにか」、「料理は好きか」、「化学基礎が得意ということだがそれはなぜか」でした。
印象に残った質問は、「化学基礎が得意ということだがそれはなぜか」という質問です。なぜかというと得意科目を聞かれたら英語だと答える予定でいたからです。高校からのデータで化学基礎が得意ということになっていて、想定外でした。化学基礎も好きな科目ではあったので、そこから理由を答えました。

全体を通じて

小論文、面接共に時間配分にとても気を配りました。小論文では決められた時間で見直しまでできるように、面接は短い時間なので、自分の意見を簡潔に答えられるように頑張りました。

実際に試験を受けて、やっておいてよかったと思うこと

志望理由書の作成に時間をかけたことです。面接は志望理由書をもとに質問されると思ったので、面接員の印象に残るように、特に自分が頑張ったことや自分にしかできなかったことを書きました。自分年表を作り、時間をかけて自己分析したことがよい自己アピールにつながりました。自分年表に、自分がその時何をしたかを書くことで客観的にみることができ、いつ何を頑張っていたかよくわかるようになりました。

受験生に一言

試験日が近づくにつれて、公募推薦対策と一般選抜対策の勉強のどちらにどれだけ時間を割くべきか悩む人もいると思います。公募推薦が近づくにつれて、そちらの勉強ばかりしたくなりますが、一般選抜の勉強もきちんと行うことが、公募推薦への自信にも繋がると思うので、きちんとスケジュールたてて行うことがおすすめです。
モチベーションを上げるために、入学後や将来の自分を想像してほしいです。「栄養と料理」を読めば、今私たちが勉強している内容を知ることができます。
私は、スポーツ栄養に興味があるので、書店でスポーツ栄養についての本を購入して読んだり、スポーツ栄養士として活躍されている管理栄養士の方のインタビュー記事を読んだりしてモチベーションをあげていました。