学校推薦型選抜(公募推薦)で合格

小論文

小論文を書く前に重要なことは、情報収集をすることです。私は、女子栄養大学出版部が発行している「栄養と料理」を参考に、自分の言葉でノートにまとめる練習から始めました。文章だけでなく、グラフなども参考にして、最新の栄養と健康に関わる情報収集をしました。また、高校の「家庭科」と「保健」の教科書も参考にしました。
評価の高い小論文を書くためには、何度も書いて練習することです。私は過去問を解きました。形式は毎年異なるので、「文章読み取り型」、「グラフ型」の両方に慣れておくことが大切です。
最初は時間を気にせず書いてみて、国語の先生に誤字脱字がないか、段落、文章の構成について指導してもらい、次に家庭科の先生に栄養面からのアドバイスをもらいました。
先生たちの意見を踏まえて同じ問題を解きなおしました。これを繰り返し、約1カ月前から本番と同じ時間60分を設定して練習しました。
入試当日の小論文は、自分が予想していた形式ではありませんでしたが、時間ギリギリまで使って書き終えました。栄養と料理で学んだ「時間栄養学」のことやスマホのアプリで栄養管理ができる「AI栄養士」のことを実際に書けたので良かったです。

面接

面接は、志望理由書や高校の先生書いてもらう調査書から質問されました。私が当日質問された内容は、

・志望動機と卒業後の進路について

・高校生活で頑張ったこと

・部活動で得たこと

・勉強と部活の両立のためにどんな工夫をしたか

・普段料理はするか→なぜするのか

・バタフライの魅力は(部活)

・修学旅行で行った沖縄で何を学んだか

です。

面接員は3人でそれぞれの面接員から質問されました。相槌を打ちながら質問を受け、笑顔でハキハキと応えられるように意識しました。面接員の方も相槌を打ちながら聞いてくれたので、最後まで楽しく面接が出来ました。
練習初期は、なかなか上手くいきませんでしたが、5~6人の先生に協力してもらい、スラスラ答えられるまで成長しました。
話す内容は暗記するのではなく、自分の話したいことをまとめておくことが重要だと思います。

受験生に一言

私が公募推薦入試で受験しようと思った理由は、出願書類を評価してもらえるからです。私は高校3年間で水泳、勉強、2019年の茨城国体の補助員のボランティアなどを頑張ってきたので、それを評価してもらいたいと思いました。
また、面接で、「私は実践栄養学科に入りたいんだ!」と直接思いを伝えられると思ったからです。
さらに、書類の加点項目で、高校3年間皆勤だったことや、GTECを持っていたので、加点になると思い、公募推薦に挑戦しました。
志望理由書は大事な評価にもなるので、時間をかけて完成させました。約1ヶ月かかりましたが、志望理由書を早めに完成させておくことで、小論文と面接の練習時間が確保できると思います。
受験が近づくにつれて、焦りや不安も増えると思いますが、「自分は絶対合格するんだ!」という気持ちを忘れず、全力を尽くして受験に臨んでください!!応援しています。