総合型選抜(アクティブ・ラーニング)で合格

課題解決型レポート

高校に置いてある他大学の小論文(過去問)を中心に練習しました。栄養、食生活、食文化、健康など、本番で出題されそうな内容を選んで解きました。他大学の過去問は文字数が800字なので、まずは800字で書いて、それを家庭科や国語の先生に見てもらってから400字にまとめる、という作業を繰り返しました。『栄養と料理』にも目を通しました。課題解決型レポートの練習としては、ただ文章を書くのではなく、「自分が養護教諭だったらどのように解決したいか」まで考えて書くとベストです。

プレゼンテーションと面接

私は修正がしやすいパワーポイントでプレゼンをしました。

まず、パワーポイントのデータを作成する前に、自分の長所を探しました。自分で探すのはなかなか難しいので、私は部活の顧問や担任の先生に意見を聞きました。そして共通して言われた長所をアピールしました。それから、私は大学の特徴を3つ以上は言えるように準備しました。
 

そして、将来の仕事内容を知らないのにその職業を目指すというのは説得力がないので、理想と現実がかけ離れていないかを確認するためにも、高校の養護教諭にインタビューをしました。

パワーポイントのデータが直前に出来上がり、練習してみたところ、思ったほど発表が出来なかったため、とても焦り、もう少し余裕を持って練習できたらよかったと思いました。

 

試験当日、以前、オープンキャンパスに参加した際に模擬授業を担当していた先生が面接のご担当でした。その時に質問をしていたので、先生も私のことを覚えてくださっていたので少し緊張がほぐれ、オープンキャンパスで話した内容を面接で質問されました。私の場合は、面接の先生方全員が終始ニコニコして話を聞いてくださったおかげで私も笑顔で話せました。

 

学校で面接の練習をすることがあると思いますが、その時には話を掘り下げて質問してほしいと先生に頼む、あとは度胸試しも含め校長先生や教頭先生に面接官をお願いして対策をするのが1番いいと思います。

 

私が質問された内容ですが、「好きな教科、苦手な教科」「普段どれくらい勉強したか」「部活動で大変だったこと」「最近気になったニュース」「学校をどのような場だと思うか」「最後に一言あればどうぞ」などでした。

パワーポイントを作成する際に気をつけたことですが、本番はスクリーンに映し出されるので、それも踏まえながら作成し、面接の先生方はスクリーンより発表している生徒の動きや表情を見ているので、パワーポイントを作る場合は補足と強調を意識して作成すると見やすいです。また、すぐに上手に出来るようにはならないので、プレゼンは練習して慣れるようにしましょう。プレゼンテーションや面接も、いかに面接の先生方に「ぜひ!この大学に入ってほしい」と思わせられるかが勝負です。自分が面接の担当だったらどんな生徒に入学してほしいかを考えて準備しましょう。

受験生に一言

試験当日、私はプレゼンテーションと面接の順番が最後で、2時間ほど待機時間がありました。後ろにパソコンが置いてあったのですが、待機している間、そこで自由に練習ができました。待機教室の空調が少し涼しかったので温度調整できるものを持参すればよかったと思いました。当日もし教室の空調が涼しいと感じたら、遠慮なく係員に申し出ましょう。