総合型選抜(アクティブ・ラーニング)で合格

課題解決型レポート

私は、グラフを見て問題点を見つけ、どのような解決策があるのかを早く考え出せるトレーニングを中心に勉強しました。
題材としては、家庭科の先生が調べてくださったものや、女子栄養大学の過去問、他大学の家政学部、栄養に関わる学校の過去問もチェックしました。
ここで私が注目した点は「問題に出されている資料、参考文献がどこのものか」ということです。1度解いた問題の参考文献は必ず確認し、読み込んだり、練習問題として使用しました。
書き方は、テンプレートを作り、「私は〇〇の問題について2つの解決策を考えた。1つ目は~。2つ目は~。まとめ」という形で書くことを心がけていました。
 
試験当日、事前に多くの問題を練習していたおかげでスラスラと解答ができました。

プレゼンテーションと面接

プレゼンテーションでは、私がこれまで12年間続けてきた書道で自分をアピールしたいと思い、筆で書いた巻軸を手に持ち発表しました。巻軸には、伝えたいキーワードを厳選して載せました。
まず、今までやってきたことや自分の長所を発表し、その長所を生かし大学に入ってからの4年間をどのように過ごし、将来どのようになりたいのかを発表しました。
私がこのプレゼンで大切にしていたことは「原稿を丸覚えしない」ということです。私は丸覚えをしてしまうと、仮に忘れてしまった時に頭が真っ白になってしまうからです。そのため伝えたいキーワードだけを頭に入れ、その場で自分の言葉で発表することにしました。このおかげで自分の思いをしっかりと伝えられたと思います。
面接については、一般的に聞かれそうなこと、過去に女子栄養大学の入試で聞かれたこと、他大学の家政学部や栄養に関わる学校の過去問などを調べ、自分なりの答えをまとめたノートを作りました。
直前までノートをみて、すべて覚えるのではなく、ここでも伝えたいキーワードだけを覚えました。このノートを作る時に気をつけたことは、「ALシート」に書いた内容と「プレゼンテーションで話すこと」との内容がずれないようにすることです。自分の考え、思いに信憑性を持たせるため徹底していました。
試験当日のプレゼンテーションは、3人の先生方がいるとはわかってはいたものの、実際にその場所に行くと動揺してしまいました。すぐにプレゼンテーションが始まり、質疑応答、面接と順に進み、すごく時間が早く感じました。
面接では「なぜ女子栄養大学に来たいのか」ということを中心に質問され、そのほかにも「部活動での副部長としての立ち位置」や「通学時間をどのように活用するのか」などを聞かれました。「朝食は何を食べたのか」と質問されたことが特に印象に残っています。
質問を答える時、先生方は笑顔で聞いてくださいました。そのため焦らず自分の考えを伝えることが出来ました。

受験生に一言

これから受験を控えている高校生の皆さん、毎日受験勉強お疲れ様です。コロナ禍ということもあり大変なこと、不安なことが多いと思いますが今まで頑張ってきたことは全て結果に繋がるということを私はこの受験を通して感じました。
一見関係なさそうに見えることもどこかで繋がっていて、頑張ってきたことは自分を助けてくれます。
どうか諦めず突き進んでください。皆さんが希望の進路を見つけ、第一志望の進路に進めるよう応援しています。