総合型選抜(アクティブ・ラーニング)で合格

課題解決型レポート

私は、まず情報収集として「栄養と料理」の雑誌を複数冊読み込みました。この「栄養と料理」は健康や食などに関して本当に様々な情報が載っているので、とても勉強になりました。その他に、日ごろから新聞やニュースに目を通し、女子栄養大学の過去問を解きました。また、他大学の食や健康分野の小論文も解きました。そして問題を解いた後、「国語」の先生に指導してもらいました。
 
試験当日は、問題を見た時から少し焦って書き出してしまったので、正直あまりちゃんと書けた記憶がありません。練習していたのですが焦ってしまったので、皆さんはよく問題を見て、落ち着いて書き始めるのをおすすめします。

プレゼンテーションと面接

私は、入学したいという思いを強く伝えたかったので、どうしたら効果的に伝えられるか考えました。また手持ち資料のみということだったので、スケッチブックに手書きで資料を作りました。
自己PRとして『自分の長所』『部活動で行ったこと』『オーストラリアに行ってみてそこで気づいたこと』『自身で行動したこと』の4点と、「入学後の目標について」を発表しました。他にもアピールしたいことは沢山ありましたが、出来るだけ絞って簡潔にまとめるように努力しました。
部活動では、私は国際文化交流部に所属していたので、部活の中で自分が一番成長できたと感じた青少年赤十字での活動で「妊婦体験の学習会」について発表しました。私は企画運営から資料作成、当日の発表や運営を行いました。この経験からスケジュール管理の重要性、臨機応変に対応する能力、主体性を身に付けることができたように思います。
また、私は高校時代にオーストラリアに短期留学しました。この短期留学で、異文化理解は勿論のこと、自分から積極的に物事に取り組むことが大事だということに気づかされました。そこで入試当日のプレゼンでは、現地で気がついたことに、OECDの情報をグラフにしたものを加えて発表しました。高校の先生のアドバイスで、公的機関等が公表している最新データであることに注意しました。
その他、私の父が糖尿病だったため、栄養士の指導を受けた上で、父の食事を調理したことも話しました。
 
入学後の目標に関しては、女子栄養大学のパンフレットやホームページなどから情報収集しました。特にアドミッション・ポリシーを読み、大学の求める学生像について考えました。
 
プレゼンの練習で一番参考になったのは、自分がプレゼンしている様子を動画に撮って見たことです。声のボリューム、速さ、目線、表情の作り方などいろんなことがわかります。そして他の人にも見てもらい、意見や感想、質問をしてもらいました。私は担任先生や顧問の先生など本当に様々な先生方に協力していただき、プレゼン+面接の練習を行いました。面接は、入学後の目標と同様に、事前に情報収集を行い栄養関係の知識を覚え、どんな事を聞かれても答えられる様に準備しました。
 
試験当日、私は第一印象が重要だと考えていたので、できるだけ笑顔を保ち、話す際は焦らず落ち着いて話すことを意識しました。プレゼンは沢山練習したおかげで、あまり緊張せずにできました。質疑応答や面接では、「オーストラリアに行って成長できたことを一言で」「赤十字での活動で特に意識してきたことは?」「なんでこの学校を選んだのか」などを聞かれました。

受験生に一言

受験生の皆さんは今、不安や緊張、焦りで余裕のない状態だと思います。私もそうでした。しかし、練習を重ねれば自信もつき、少しは安心すると思います。
当日は自分が今まで頑張ってきたことを最高のコンディションで発揮するためにも、早く寝て、きちんと朝ごはんを食べて、落ち着いて挑んでください。
皆さんの第一志望合格を祈っています。