総面積2400㎡の農園で播種から収穫までを体験

農園で数種の野菜の播種から収穫までを体験。上手に育てる栽培ポイントを学び、農作業体験を通して食物の大切さを育みます。収穫物を持ち帰り、調理・加工することで農作物の利用方法も学びます。

坂戸キャンパスから徒歩約10分

女子栄養大学農園

農園での体験と学び

共通特論Ⅲ(農園体験) ※栄養学部生が対象

この授業では、農作物の栽培を通じ、「食の安全・安心」や「食と農」についての知識を高めます。農作物の基本的な性質や栽培管理技術を理論と実習により理解・習得し、農作業の大変さを体験し、食物を大切にする心を育てるとともに、生産した農産物の加工や保存技術について学びます。

まっさらな畑に、野菜作りの準備となる土づくりから播種( はしゅ)、定植、水やり、除草、害虫駆除、間引き、追肥など、収穫までの農作業を自らの手で実施。その中で、多種多彩な野菜の生育状況を随時観察しながら、作業内容をまとめます。

 

栽培・収穫できる野菜の例
キャベツ、サツマイモ、レタス類、ラディッシュ、オクラ、トマト、ブロッコリー、インゲンなど

多種類の野菜を育て、それぞれの特徴を学びます。同種の野菜でも生育の違いや、水やり、追肥のタイミングなど、栽培の注意点が多岐にわたることを知ります。さらに除草などの管理作業の苦労を通して、食物の大切さを実感します。

 

栽培ポイントの例
播種、育苗、施肥、定植、水やり、間引き、追肥、害虫対策、収穫時期など

手間をかけて育てた野菜をよりおいしく食べるために、野菜の特徴に合わせた調理・加工方法を考え、実践。サラダはもちろん、蒸し物、煮物、揚げ物、焼き物のほか、ジャムや漬物などにします。自分で栽培した野菜を使った料理は格別です!

 

調理・加工の例
サラダ、スープ、煮物、揚げ物、焼き物、ハーブティー、ジャム、漬物、乾物など